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発信時間：2020-04-10 10:35:02 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　中国経済の構造問題の根源は要素配置の歪みにある。問題を徹底的に解消するための根本的な手段は、要素市場化配置改革の深化だ。このほど「中共中央国務院のより完備された要素市場化配置体制・メカニズムの構築に関する意見」（以下「同意見」）が発表された。

　国家発展改革委員会（発改委）の責任者は「これは党中央及び国務院が要素市場化配置改革の推進について初めて行う全体的な手配で、要素市場制度建設の方向性と重点改革任務を明確にした。生産要素が低品質・低効率分野から高品質・高効率分野へ流動するメカニズムの形成、要素の品質と配置効率の向上、各種要素の先進的生産力への集約の促進、経済発展の質・効率・動力の変革の推進、社会主義市場経済体制の改善の加速に対して重大な意義を持つ」と述べた。

　問題志向型を堅持し、各種要素市場に存在する際立った矛盾と脆弱な部分に焦点を絞る

　中国発展研究基金会副理事長、全国政協経済委員会副主任の劉世錦氏は「同意見は問題志向型を堅持し、実情を立脚点とし、各種要素市場に存在する際立った矛盾と脆弱な部分に焦点を絞り、的を絞った改革の構想と具体的な措置を打ち出した」と述べた。

　国務院発展研究センター元副主任の王一鳴氏も、「中国は要素によって市場化の程度が大きく異なり、市場化推進が直面する矛盾と問題も異なっている。同意見は問題思考型を堅持し、各種要素の属性と経済・社会の発展の需要に基づき、分類し改革を推進する措置を打ち出した。要素市場化配置改革の的を絞り、操作性を高めた」と判断した。

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