「中欧班列(渝新欧)」中国郵政号が12日、リトアニアの首都ビリニュスに到着し、新型コロナウイルス感染流行で停滞中の国際郵便を円滑化する新たなルートを切り開いた。
在リトアニア中国大使の申知非氏は『新華社』記者の取材に対し、世界が防疫対策で協力する大切な時期に中国郵政号が新しく、信頼性があり、高効率な物流ルートを切り開いたことは、中国と欧州の間に新たな供給ラインをつなげたことになると話した。特別列車の運行は、中国とリトアニアの実務協力において実質的な進展と大きな成果を得るもので、両国の実務協力と友好関係を強固にする帯ひもになったとしている。
3日に重慶を出発した初の中欧班列郵便小包特別列車が運んだコンテナは44個で、うち42個が北京、広東、湖南、重慶から送られた国際郵便コンテナ、2個がリトアニア政府の要請で輸送される救援物資コンテナだ。リトアニアに到着後、国際郵便コンテナ42個はそれぞれスペイン、デンマーク、スイス、フランスなど欧州の36カ国に運ばれる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月15日