欧州経済の凍結解除 中国が失った注文は戻るか

欧州経済の凍結解除 中国が失った注文は戻るか。

タグ:欧州経済

発信時間:2020-04-20 15:40:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 欧州の感染症流行はターニングポイントを迎えたようである。流行が深刻だったいくつかの地域はプラスのシグナルを発している。感染症流行が落ち着くにつれ、欧州の多くの国が感染症流行で「停止」していた経済活動の再スタートに向け、業務再開のスケジュールを作成している。


 欧州で最初にマスク着用を強制したオーストリアは、真っ先に規制を緩和した。政府が作成したスケジュールによると、4月14日から、敷地面積400平方メートル以下の小規模店、ガソリンスタンド、自動車修理所、建材・園芸市場などは営業を再開できる。5月1日から全ての店と理髪店、中旬に旅館と飲食店が営業を再開し、中旬前後に小中学校の授業も再開する。


 スイスは3段階に分けて規制を緩和すると発表。4月27日に理髪店、花店、建材市場などの営業、病院や診療所の非救急外来および歯科診療所などの業務を許可。5月11日に全国すべてのデパートと市場の営業を許可し、小中学校の授業を再開。6月8日に高校と大学の授業を再開し、博物館、図書館、植物園、動物園などのレジャー施設の営業を再開し、人員密集規制措置を緩和する。


 ドイツ連邦は各州政府と全国の次段階の新型コロナウイルス感染症対策に関して合意した。協定によると、4月20日から、面積800平方メートル以下の店舗は衛生、入場制限などの条件を満たすことを前提に営業を再開することができる。


 スペインの建築業、製造業など一部業種は13日から徐々に業務を再開している。


 イタリアも一部の店の営業再開を14日から許可すると発表。ベビー用品店、ペット用品店、書店、クリーニング店、家電製品店などを含む。これらの店は毎日2回以上消毒し、客はマスクと手袋を着用する必要がある。


 クロアチアでは、感染症流行により休業していた農産品市場が営業を再開したが、消毒や入場制限などの厳格な措置を遵守する必要がある。


 EUは規制解除の「ロードマップ」を発表し、各加盟国が規制解除について提起した。「ロードマップ」は内部国境管理は協調を基礎に解除すべきか、国境再開放を第二段階の行動にすべきか、経済活動の開放は段階的に実施すべきか、人の密集は徐々に許可すべきか、各分野の特徴に合わせてそれぞれ検討する必要があるなどに及ぶ。

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