22日の北京市新型コロナ肺炎防疫対策活動記者会見によると、新型コロナ防疫対策期間中、北京市では食糧・油・野菜・肉・卵などの生活必需品は安定供給されており、市場の秩序は良好、品不足は起きておらず、特に野菜や豚肉などは充分に供給されている。ここ1週間で、地域の野菜市場小売平均価格や豚肉の小売価格は前週比で値下がりした。
北京市は、全方位的なモニタリング、物資補給保障体制の確立、政府備蓄制度の3つの措置を講じている。具体的には、◇一級卸売市場7カ所と22社の重点スーパーチェーン・コンビニ・EC企業に職員を派遣し、市場の動向をスピーディーに報告させる。◇2つの「P2P」監視補給メカニズムを整備し、市区間や政府と企業間の連携を通じて、生活必需品の欠品や値上がりを防止、欠品時には即時で補充できるよう保障する。◇市区政府の備蓄精度を整備し、備蓄品の種類を15種類から18種類に拡充、感染対策期間中は穀物・豚肉・即席めん・冷凍鶏肉・冷凍食品など生活必需品の政府備蓄を増やす――などの措置を採っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年4月22日