香港『南華早報』は4月20日にウェブサイトで、「新型コロナウイルス:中国経済は緩やかに再始動も、電力の増加はトンネルの先に見える明るい光」というタイトルの記事を掲載し、新型コロナウイルスの感染流行によって停滞した中国経済に明るい兆しが見え始めたと伝えた。4月前半の発電量と電力使用量はいずれも前年同期に比べ小幅に増加したとしている。
報道によると、今年4月1日から15日までの全国発電量は前年同期比1.2%増だった。
中国の電力使用量は長期にわたり注目されている指標だ。特里維尤姆(Trivium)中国公司の「全国商業活動指数」によると、16日時点で「中国の大部分の企業が営業を再開し、大企業の98%が営業を再開した」。
「29省が大企業の営業再開率を報告している。多くの企業で生産能力利用率は80%という正常な水準に近づいた」。
同指数によると、工業企業の営業率は正常な水準の83%に達し、前月の75.9%を上回った。
小企業も「起死回生」を図っている。特里維尤姆中国公司によると、全国で小企業の生産能力は稼働率が82.6%に回復、2週間前は76.8%だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年5月3日