「スペアリブ500グラム17元、赤身肉500グラム10元。ひとかたまりのスペアリブはたった32元で、市場のその他のチルド肉よりかなり安かった」。
武漢市民の商奇さんは先日、初めて中央備蓄肉を購入し、「完全コールドチェーン輸送で、QRコードをスキャンし、産地と配達情報を確認できる」と満足げに話した。
備蓄肉の購入、初めての備蓄野菜の賞味、備蓄マスクの使用など、新型コロナウイルス感染症の発生後、各種の備蓄物資が庶民の日常生活に入り、肝心な時期に重要な役割を果たした。
現時点で、全国範囲で中央備蓄肉の放出量は30万トンを超えた。備蓄肉だけでなく、備蓄野菜も放出された。海口市菜籃子産業集団の担当者によると、同集団の野菜在庫は約700トンで、今後は状況を見て備蓄量と放出量を増やし、市民の日常生活ニーズを満たしていく。
上海社会科学院の張兆安副院長は、「中国は戦略物資備蓄を重視している。防疫期間、野菜や肉などの供給が安定し、大きな変動はなかったのは、戦略物資備蓄体制が整っていたためだ」と話した。