中国経済の回復傾向が鮮明に

中国経済の回復傾向が鮮明に。

タグ:中国経済

発信時間:2020-05-12 15:31:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国人民銀行(中央銀行)が11日に発表した金融統計によると、2020年4月末時点のマネーサプライM2残高は前年同期比11.1%増の209兆3500億元だった。伸び率は前月末比で1ポイント、前年同期比で2.6ポイント、それぞれ上昇した。4月の社会融資規模 (=金融から実体経済へ供給される資金総額)の増加額は3兆900億元と、前年同期比で1兆4200億元の増加となった。4月の人民元建て新規貸出額は1兆7千億元と、前年同期比で6818億元増加した。


 「4月の新規貸出額と社会融資規模の伸びが拡大したうえ市場予想を上回り、量的にも構造的にも理想的な数値となったことで、中国経済の回復傾向が鮮明となった。金融統計の力強い伸びを後押ししたのは、主にゆとりのある貸出環境と中国の経済活動の回復などだった」。光大銀行金融市場部アナリストの周茂華氏はこう語った。


 専門家の間では、「4月の関連数値は、金融の実体経済の貸出を支える力が一段と強まり、新型コロナ感染症の影響を食い止め、中国経済の回復傾向が鮮明であることを示している」との見方が広がっている。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年5月12日



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