874万人という史上最多の大学卒業生がいる中、雇用促進は一刻の猶予もならない状況である。教育部とアリババはこのほど、「デジタル経済オンライン特別就職説明会」を共同で開始し、アリババの「クラウド就業」サイトは40万のデジタル経済関連の雇用ポストを掲載した。統計によると、「ソフトウェア開発」が一番人気となっている。
今回の就職説明会は5月11日から7月31日まで続く。アリババ傘下の釘釘、支付宝、誇克などは16万社の企業を集め、オンラインで40万の雇用ポストを掲載。ビッグデータ、クラウドコンピューティング、AI、加工製造、EC、越境貿易、教育、市場マーケティングなどの業種をカバーする。
「クラウド就業」サイトの統計によると、ソフトウェア開発は企業ニーズが最も大きい職種である。また、金融、教育、販売などの伝統的な業種もデジタル経済の人材を必要としている。さらに、多くの企業が「中継キャスター」などの新しい人材を募集している。11日、釘釘は1000校以上の大学および大学院卒業生に就職支援サービスを開始した。感染症の影響を受け、インターネットサイトは卒業生と企業向けにクラウド説明会、クラウド筆記試験、クラウド面接、クラウドオファーなどのサービスを次々と打ち出した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年5月16日