中国初の火星探査任務、その見どころは?

中国初の火星探査任務、その見どころは?。

タグ:火星探査

発信時間:2020-07-23 15:03:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 火星探査機の打ち上げの時期に入り、世界が「火星探査シーズン」を迎えている。アラブ首長国連邦(UAE)の探査機「HOPE」が20日に順調に打ち上げられた後、中国初の火星探査機「天問1号」が23日に打ち上げに成功した。中国人独自の惑星探査時代を開始した。


 国家航天局が発表した情報によると、中国初の火星探査任務の探査機には、着陸モジュール、火星ローバー、火星軌道周回機が含まれる。情報によると、今回の探査の目的は「周回・着陸・巡視」の3ステップを1度に実現することだ。すなわち火星全体の観測を行い、火星着陸、火星ローバーの巡視・調査に成功することだ。


 火星軌道周回機は7台の装置、火星ローバーは6台の装置を搭載。今回の任務の科学目標は、火星の表面の形状、土壌の特性、物質の成分、水・氷、大気、電離層、磁場などの科学観測を行い、火星の全面的かつ基礎的な認識の構築を促進することだ。


 月探査と比べると、火星探査任務は難易度がより高い。火星と地球の間の距離は相対的に遠く、打ち上げ、軌道、制御、通信、電源などの技術により厳しい要求を突きつける。人類は現在まで火星探査任務を44回行っているが、うち成功したのは24回のみ。


 7カ月に渡る火星への飛行、火星軌道に入った後の「急ブレーキ・軌道変更」、そして最長で4億キロ離れた超遠距離通信ー地球からの火星探査は危険に満ちていると言える。


 多くの宇宙事業専門家は、特に着陸機が火星表面に着陸するわずか数分の時間は「スリル満点」で、一連の難易度の高い動作と挑戦を迎えると指摘した。


 月面着陸と状況が異なり、火星軟着陸の下降時間は短く、かつ地上からの測量・制御の遅延は十数分にのぼる。そのため制御システムはより高い自主性と即時性を持たなければならない。


 1996年以降、ほぼすべての打ち上げに適した時期に火星探査機が打ち上げられている。今年は中国、米国、UAEなどの国が、年内の火星探査任務の実施を発表している。3カ国は火星地表のサンプル採取、局地的な巡視・探査、温度圏・大気圏測定などの探査任務を行う。生命の起源と変化、人類の新たな移住先の模索などの研究に重要なサポートを提供する。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年7月23日

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