中国電力企業連合会が29日に発表した「2020年上半期の全国電力需給情勢分析・予測報告書」によると、上半期の全国の全社会電力消費量は前年同期比1.3%減の3兆3500億kWhで、第1四半期は6.5%減、第2四半期は3.9%増だった。第2四半期の着実な経済回復が、同期の全社会電力消費量の伸び率急上昇の最大の主因となった。
上半期に電力投資が急増した。業界投資統計の対象となる主要電力企業の投資額は前年同期比21.6%増の3395億元。電力による代替が急成長を維持した。ショア電力や充電などの施設の建設強化を通じ、電力による石炭や石油の代替などが実施された。上半期の電力代替規模は1100億kWh前後にのぼった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年7月30日