モバイルインターネットのビッグデータを手がけるクエストモバイル社は5日、2020年上半期の中国スマート端末市場インサイト報告書を発表した。それによると、華為(ファーウェイ)、小米、OPPO、vivoの中国4強は引き続き米アップル社に対する包囲網を形成し、アップルのスマートフォン市場シェアは21.6%に低下した。前年同期は23.5%だった。ファーウェイはアップルを追い抜き、シェアは26.3%に達した。「北京日報」が伝えた。
クエストモバイルのデータによると、2020年6月末現在、中国のスマート端末市場の局面が基本的に定まった。システムでは、アンドロイドとiOSのシェアが8対2になった。中国ブランドは4大ブランドが安定した状況を示し、ファーウェイはアップルを抜いてシェア26.3%を達成した。OPPOは19%、vivoは16.6%、小米は9%となり、前年同期に比べてやや低下した。サムスンはやや上昇して3.4%となった。
ユーザーの年齢分布をみると、ファーウェイは25-40歳の割合が高く、アップルは41-45歳が優位性を保ち、vivoは25歳以下が突出し、小米は31-35歳が優位性を保ち、サムスンは46歳以上が急に目立つようになった。
地域分布をみると、これまでの構造が引き継がれ、アップルは一線都市と二線都市で強く、OPPOとvivoは三線都市、四線以下の都市で明らかな優位性を誇る。(編集KS)
「人民網日本語版」2020年8月6日