昨年8月20日に除幕された上海自由貿易区臨港新片区は、営業開始から1年を迎えた。1年に渡り、「中国(上海)自由貿易試験区臨港新片区全体プラン」が確定した78件の制度革新任務の過半数が完了し、2700億元以上の投資を導入した。臨港新片区は20日、2020−22年の地域GDPの年平均成長率を25%にするという新たな目標を打ち出し、新たなスタートラインから新たな旅路についた。
臨港新片区は昨年8月に正式に除幕されてから、政策・制度の革新、特殊機能の構築、現代化新都市の建設などに全面的に取り組んでいる。臨港新片区で、世界トップの科学者が集まるフォーラム「World Laureates Forum」が開催され、世界的に有名な企業が次々と入居した。洋山特殊総合保税区が正式に設立された。新片区では日々変化する大活況の発展の光景が展開されている。
高い基準から臨港新片区が再出発する。行動プランによると、臨港新片区の経済力は2022年まで大幅に増強され、工業生産総額が累計6000億元にのぼる見通しだ。
発展の質について、臨港新片区はスマートカー、集積回路、高級設備、バイオ医薬などの分野で1000億元規模の産業クラスタを育成する。累計で各種ハイテク企業及び革新的機関を1500社以上増やす。
発展の環境について、臨港新片区は重大科学革新プラットフォーム及びキャリアーを20以上増やし、金融による実体経済サポート資金を1500億元以上にする。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年8月21日