国際トンネル協会(ITA)の厳金秀会長は22日、中国の水底トンネルの科学技術はすでに世界トップ水準に達していると述べた。
厳氏は水底特大断面シールドトンネル建設技術のハイレベルフォーラムの席上、「中国は世界でトンネルの数が最多の、建設規模が最大の、発展ペースが最も早い国だ。高速鉄道トンネル技術体系がほぼ形成されており、水底トンネルの建設技術、険しい山間部の複雑な地質条件における長いトンネルの建設技術が飛躍的に進歩した。トンネル掘削機の研究開発と製造で重大な進展を実現した」と述べた。
中国中鉄トンネル局集団の洪開栄チーフエンジニアは「先ほど貫通した国内最大直径の水底シールドトンネルである汕頭海湾トンネルを例とすると、国産シールドマシンによる水底大断面トンネルの施工の空白を埋めた。これは中国の大シールドトンネル建設技術及び設備製造技術が重要な進展を実現したことを意味する」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年8月24日