連休中にはさらに、文化消費が力強く回復した。興行収入分析機関である猫眼のデータによると、国慶節連休中に公開された2作品「我和我的家郷」「姜子牙」の興行収入が、5日0時現在でいずれも10億元を突破している。
国慶節連休中の大きな消費のエネルギーは、中国の市場規模の優位性を示し、かつ「ダブル循環」という新たな発展構造の構築が引き出す発展の原動力を浮き彫りにした。
メキシコのグラシエラ・マルケス経済相は「力強い活力を持つ国内市場は、中国の経済回復を促進している。中国は国内大循環を主体とする、国内・国際ダブル循環・相互促進の新たな発展構造を徐々に形成する」と述べた。
経済協力開発機構は9月、中国は今年、G20の中で唯一経済のプラス成長を実現する加盟国になると予想した。海外の観測筋は、中国の非常に大きな市場規模は、中国の消費回復が各国の対中輸出・投資をけん引し、周辺経済体及び世界経済の回復を促進することを意味するとした。
シンガポール国立大学リー・クアンユー公共政策大学院の顧清揚准教授は、「中国国内の消費拡大は、国際貿易ルートを通じ世界の需要全体を拡大し、世界経済の回復を促進する」と判断した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年10月9日