毎年の「ダブル11」はスマホメーカーの重要な競争の舞台で、その販売台数は現在のスマホ業界の状況を反映する。京東商城のダブル11のデータによると、単品の累計販売台数のトップはiPhone 11で、他にも紅米の6機種、realmeの2機種、iQOOの1機種がランクインした。
スマホ業界に詳しい関係者は記者に、「圧倒的多数の国産スマホの売れ行き好調の価格帯は依然として1000−2500元だ」と指摘した。ロー・ミドルエンド市場はインターネットを積極的に利用する若者向けのスマホが所属する場でもある。業界関係者は、ファーウェイの事業調整は紅米、iQOO、realmeに大きな発展空間をもたらしたと指摘した。
世界スマホ市場出荷台数ランキングに変化、勝者はサムスンとシャオミ
第3四半期より、世界のスマホ市場の構造に激震が生じている。ファーウェイの第3四半期の出荷台数は6年ぶりに減少し、サムスンとシャオミが流れに乗った。
IDCの最新データによると、今年第3四半期の世界スマホ出荷台数は前年同期比1.3%減の3億5360万台。首位は8040万台のサムスン、2位は5190万台のファーウェイ。サムスンは前年同期比で2.9%増、ファーウェイは22%減で、後者の世界市場シェアは14.7%。シャオミは42%増で世界3位に復帰。vivoは4.2%増。IDC、Canalys、Counterpointなどのデータによると、ファーウェイのチップ供給終了の影響がすでに出始めており、現時点ではサムスンとシャオミが勝者になっている。