第12回BRICS首脳会議が17日夜、テレビ会議形式で行われた。
経済貿易協力は常に、BRICS協力の「バラスト」「ブースター」だ。商務部国際司の陳超副司長の説明によると、今回の経済貿易協力の重要な成果は、各参加国が感染対策をめぐる国際協力で共通認識を形成したことだ。また貿易円滑化水準をさらに高め、重要物資の流通を保障し、かつ多国間貿易体制を守ると約束した。世界貿易機関(WTO)の必要な改革、市場開放の維持、発展途上国の権益保護などについてBRICSの声を出した。
各国はさらに今後5年間のBRICS経済貿易協力のロードマップを描いた。「BRICS経済パートナー戦略2025」を策定し、貿易・投資・金融、デジタル経済、持続可能な開発という3つの重点協力分野を明らかにした。これにはサプライチェーンの相互接続、革新と技術、中小・零細企業などの分野の協力目標が含まれる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年11月19日