国家統計局が14日に発表したデータによると、11月は70の大・中都市の不動産市場価格の伸び率が全体的に安定し、やや低下した。うち新築住宅市場を見ると、済寧市の伸び率が全国一であり、全国で唯一伸び率が1%を上回った都市でもある。実際に今年下半期以降、済寧市は新築住宅の価格の伸び率で全国トップ5に入っている。中古住宅市場を見ると、今年下半期以降は粤港澳大湾区内の広州市と深セン市の住宅価格の伸び率が注目を集めており、中古住宅の価格の伸び率で何度も全国の1・2位を占めている。
11月に北京市の中古住宅価格が前月比で0.5%上昇し、伸び率で全国4位になったことに注意が必要だ。業界関係者は、政策に大きな変化がなければ、北京市の中古住宅市場の安定状態がなおも続くと予想した。12月の取引量及び価格は11月より横ばいになる可能性が高く、年末の残存効果が加わっても小幅上昇する可能性がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年12月15日