中国社会科学院は14日に北京市で発表した「経済青書:2021年の中国経済情勢の分析及び予測」の中で、2020年の経済成長率が比較的低い影響を受け、マクロ調整の周期を跨ぐ設計及び調節を考慮すると、2021年の中国経済の成長率は7.8%前後になると予想した。
青書によると、感染症の衝撃を受け、中国が今年以降に打ち出した一連の反周期調整政策は顕著な成果を手にした。経済の主要指標が持続的に回復し、工業生産の伸び率が上がり、サービス業生産指数の伸び率が徐々に上がり、製品及び業界の成長分野が持続的に拡大している。今冬及び来春に中国における感染が少数の局地的・散発的な規模に留まり、かつ効果的に処置された場合、2020年の中国経済成長率は2.2%前後になる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年12月15日