国家航天局の最新情報によると、火星探査機「天問1号」は14日午後9時現在まで、軌道上を144日飛行している。飛行距離は約3億6000万キロメートル。地球から1億キロメートル以上離れており、火星から約1200万キロメートル離れている。飛行状態は良好。天体運動の法則の影響を受け、火星と地球の間の距離は5000万キロメートルから4億キロメートルまで周期的に変化する。天問1号が火星付近に到達する時、地球からの距離は約1億9000万キロメートルになる。天問1号は今後さらに数回の軌道修正を行い、来年2月中旬頃に火星に接近した後に「ブレーキ」をかけ火星周回軌道に入り、火星着陸に向け準備を整える。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年12月15日