4日の中国国家鉄路集団有限公司(以下「同社」)の活動会議で発表された情報によると、同社は今年3700キロ前後の新線を開通させる。中国とラオスの昆明〜ビエンチャン鉄道は年内に開通・営業開始し、2エリアが直通する。
情報によると、昨年の全国鉄道の実行ベースの固定資産投資額は7819億元で、京雄都市間、銀西高速鉄道、鄭太高速鉄道、格庫鉄道などの新線4933キロが開通した。川蔵鉄道の雅安〜林芝区間が正式に着工された。また時速160−350キロ復興号全シリーズ動車組がすべて使用開始された。通年の国際定期貨物列車「中欧班列」の運行本数が初めて1万本を突破し、1万2400本にのぼった。
同社会長、党組書記の陸東福氏は「当社は今年、川蔵鉄道などの国家重点プロジェクトを着実に推進し、『CR450科技革新プロジェクト』を計画・実施し、より安全で環境にやさしい、より省エネでスマートな復興号新製品を開発する。インターネット食事予約を着実に拡大し、駅のタッチレスの出入り、スマート安全検査、静音車両などのサービス措置を模索する。『トイレ革命』と駅の『スムーズプロジェクト』を掘り下げ、高齢者及びインターネットを利用できない人々のオフラインサービスを提供する」と述べた。
同社の活動目標によると、同社の今年の旅客輸送量は前年比43.7%増の延べ31億1200万人、貨物輸送量は3.4%増の37億トン、鉄道経営総収入は1兆1770億元にのぼる見通しだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年1月5日