国家外貨管理局が発表したデータによると、先月末時点の中国の外貨準備高は3兆2165億ドルで、11月末より380億ドル増(1.2%増)となった。
12月の変動の理由について、国家外貨管理局副局長の王春英報道官は「中国の外為市場は12月に全体的に安定し、市場の取引が理性的で秩序正しかった。国際金融市場において、新型コロナウイルスワクチンの進展、主要国の金融・財政政策などの影響を受け米ドル指数が低下し、ドル以外の通貨及び主要国の資産価格がやや高騰した。外貨準備高はドル建てで、ドル以外の通貨をドルに換算すると金額が増える。さらに資産価格高騰などの共同作用が加わり、同月の外貨準備高が増加した」と説明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年1月8日