米国のワクチン供給方法は高齢者にとって「人種滅亡」 米投資家

米国のワクチン供給方法は高齢者にとって「人種滅亡」 米投資家。

タグ:ワクチン

発信時間:2021-01-08 16:17:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 コネを使った順番横入り、予約困難、高齢者が徹夜で並ぶなど、米国の新型コロナウイルスワクチン供給の混乱状況は国内で非難されている。米国の有名ファンド投資家でパーシング・スクエア・キャピタル・マネジメント創始者のビル・アックマン氏は、米国政府のワクチン供給方法を非難する文をツイッターに投稿し、高齢者にとっては「人種絶滅」だとした。


 米国の『ビジネスインサイダー』の6日の記事によると、ビル・アックマン氏は1月5日からSNSのツイッターに米政府のワクチン供給方法を批判する文章を投稿し、「権力移行期間に、これは後方支援と管理の悪さが招いた失敗」だと書き込んだ。


 アックマン氏は、新型コロナ感染者の増加に伴い、ワクチン発売が遅れたと言及。『ビジネスインサイダー』はデータを引用し、米国の新型コロナ感染者は最多を記録し、1日の感染者は27万5000人を越え、累計35万人が新型コロナで死亡したと伝えた。米国で最近もっとも死者が多かったのは2020年12月30日で、3900人に達した。しかし、米衛生部門のワクチン管理人員と専門知識の不足により、ワクチンが正確な場所に供給されず、ワクチン接種作業は混乱状態が続いている。


 アックマン氏は、ワクチン接種作業の後方支援と管理の不足を理由にしているが、イーロン・マスク氏は50万台のテスラを納車でき、ジェフ・ベゾス氏も1時間で商品を納品できるのであれば、我々も全米国人にワクチンを受けさせることができるはずだとの見解を示した。


 ツイッター投稿文で、アックマン氏は米国のワクチン接種の面に年齢差別が存在することも示唆し、「ワクチンの管理不足は高齢者にとって人種滅亡のようなもので、ウイルスによって高齢者ではなく多くの児童が亡くなると考えたら、私たちは見殺しにできるだろうか」と書き込んだ。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年1月8日


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで