インドネシアの首都ジャカルタの病院で14日朝、インドネシアのダンテ・サクソノ保健副大臣及び数十人の医療従事者が、中国科興公司の新型コロナウイルスワクチン「克爾来福」の接種を受けた。インドネシアは同日より正式に、全国民を対象とする段階別の大規模なワクチン無料接種を開始した。
インドネシアは東南アジアで新型コロナウイルスの感染状況が深刻な国だ。政府と民間でさまざまな防疫措置が打ち出されたが、1日あたりの感染者数が減少していない。インドネシア政府はワクチンを、感染症に打ち勝つ重要な希望とし、早い段階から中国をワクチン協力パートナーに選んでいた。数カ月に渡る両国のワクチン研究開発の協力の進捗と成果は予想以上で、両国の感染対策協力の見所の一つになっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年1月17日