中国紡績工業連合会党委員会書記兼秘書長の高勇氏は先ほど、中紡円卓フォーラム第15回年次総会の席上、「長年のたゆまぬ努力により、総合的な実力を見ると、当初設定された紡績強国主要指標がほぼ達成された。紡績強国の目標がほぼ達成された」と述べた。
第10次五カ年計画期間(2001−05年)から、中国の紡績業は紡績強国建設の構想を開始し、「紡績強国綱要」をまとめていた。中国工程院は多くの院士及び専門家を集め、中国製造業の26業界及び製造業強国の比較対照・分析を行った。規模、革新能力、経済効果、産業構造といういくつかの角度から分析・比較対照した結果、5業界が世界先進水準に達しており、その中でも紡績業がトップであることが分かった。中国の紡績業の規模は現在、世界の50%以上を占めている。化学繊維の生産量は世界の70%を、貿易は世界の3分の1を占めている。中国の産業チェーンは最も完備されており、製品の品種が最も豊富だ。製造水準を見ると、中国の繊維原料、紡績織、衣料品・家庭用紡績品の加工・製造及び設備が世界先進水準に達している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年1月18日