春節まで残すところ20日となり、多くのネットユーザーは今年の「現在地での年越し」の要請に応じ、勤務先・通学先で年を越すとコメントしている。家族と一家団欒できないが、年越しの礼儀を欠かすことはできない。浙江省、上海市、広東省、河南省などでは「タオバオ式新年」が登場している。自ら帰省しなくても、年越し用品と贈り物をタオバオなどのECプラットフォームで直接親戚・友人の自宅に送る。専門家は、コロナ禍の人々がオンラインなどの適切な手段により年越しの雰囲気に浸るためには、物流や地方市場におけるインターネット発展などのインフラ整備が必要であるとした。これはまた、経済発展による人々の新たな需要を示している。人が動かず年越し用品が動くという「タオバオ式新年」は、感染症により生まれた「非接触経済」の縮図であり、デジタル化サービスが人々の生活の利便性を着実に高めていることを反映した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年1月22日