中国はこの8年間で農村部の貧困人口1億人を貧困から脱却させ、貧困県832県全てを豊かにした。都市部の新規就業者数は5年間で6000万人を上回り、世界最大の社会保障制度を構築した。 基本医療保険の加入者数は13億人を上回り、基本養老保険の加入者数は10億人近くに上った。人民を第一に考える「人民至上」の理念は進む先々に掲げられている。
これまでたびたび声高に叫ばれてきた「中国崩壊論」だが、中国の発展という現実を目の当たりにして、そのたびごとに崩壊したは、他ならぬ中国崩壊論そのものだった。
中国は昨年、コロナ禍の影響を受けたものの、この逆境に立ち向かい、世界で唯一プラス成長を達成した主要経済国となった。世界GDPに占める中国の割合は2012年の11.5%から2020年の17%前後に上昇した。12年から現在まで、世界の経済成長に対する中国の貢献度は年平均約30%で推移するなど、世界一の座を安定的に確保し、世界の経済成長をけん引する最大のエンジンとなっている。
GDP100兆元台という新たな段階入りを果たした中国経済は、より質の高い、効率的で公正な、かつ持続可能で安全な発展を実現するための新たな道を歩み始めている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年1月24日