工業情報化部は5日、マイク、アドレス帳、アルバムなどに不正アクセスして、ユーザーの権益を侵害したにもかかわらず、速やかに是正・改善措置を行わなかった26種類のアプリの名前を公表しました。同部情報通信管理局の魯春叢副局長は「今後、新しい技術手段を積極的に運用し、全国のアプリ技術検査プラットフォームの整備を進めていく」という考えを示しました。
そのうえで、「アプリを介してマイク、アルバム、アドレス帳などの使用権限を過度に求める問題をめぐり、集中的に検査を行ったところ、157種類のアプリに問題が検出され、期限までに是正・改善を命じた。このほかにも、多くの睡眠アプリが個人音声などの情報を違法収集していることが検出され、今後、こういった面での取り締まりを強化していく」と紹介しました。
「中国国際放送局日本語版」2021年2月6日