商務部の高峰報道官は4日の定例記者会見で、「中国の昨年のサービス貿易の伸び率低下幅は四半期を追うごとに低下し、成長が安定化の様相を呈した。サービスの輸出は輸入よりも好調で、貿易赤字が減少した。うち知識集約型サービスの貿易額が占める割合が9.9ポイント上昇した」と述べた。
データによると、新型コロナウイルスなどの各種要素の影響を受け、中国の昨年のサービス貿易額は前年比15.7%減の4兆5642億7000万元となった。12月単月では、サービス輸出額が6.9%増の2316億2000万元で、伸び率が昨年最も高い月となった。うち知的財産権使用料輸出額は前年同月比76.6%増の79億4000万元、個人文化・娯楽サービス輸出額は46.5%増の13億5000万元、運輸輸出額は56.9%増の509億7000万元。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年2月8日