中国の外資導入 「磁力」十分

中国の外資導入 「磁力」十分。

タグ:外資導入 コロナ禍

発信時間:2021-02-14 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 国際連合貿易開発会議がこのほど発表した報告によると、2020年の中国の外国直接投資(FDI)導入額は4%増の1630億ドルに達し、世界一となった。うち、ハイテク分野のFDIは11%増、クロスボーダーM&Aは54%増で、主にITと医療業界に集中した。


 コロナ禍で、2020年の世界のFDIは42%大幅に減少した。国内外の情勢が複雑な中、中国の外資導入額は再び過去最高を記録し、構造はより合理化し、世界の投資家を引きつけ、海外メディアからも注目されている。


外資企業が次々と参入


 西洋の企業が急成長する中国企業に資源を注入し続けている。米フォーブス誌の記事によると、ゴールドマンサックスとJPモルガンは中国合弁パートナーの全ての所有権を取得し、ペプシコも7億500万ドルで中国のおやつメーカーを買収した。


 ウォルマートは、今後5年で武漢に30億元を投資すると表明。テスラは上海工場の生産能力を拡大しており、さらに研究センターを設立する計画。ウォルト・ディズニーは上海ディズニーランドに新しいテーマパークを建設する計画。ウォール・ストリート・ジャーナル紙は各大手外資企業の中国投資拡大行動をまとめ、「外国企業は中国を製品の生産基地と重要な成長市場と考えている」と論じた。また、記事はある分析を引用し、外国企業はサプライチェーン部分の中国依存を減らしたいと考えているが、中国投資における粘り強さはその予想と逆だと指摘した。


 日本貿易振興機構が先日発表した調査報告によると、生産の中国移転を進めているまたは検討していると回答した日本企業はわずか9.2%で、過去5年で最低水準となった。


 スペインの『ガリシア・オブ・ボイス』の報道によると、スペインの多くの多国籍企業の経営陣が、中国事業の成長は2020年営業収入の重要な支えとなったと話している。


 CNNによると、2020年の米国のFDIは49%減少し、中国は初めて米国を上回り世界最大の外資流入国になった。これは一部の外国企業が対米投資をやめ、中国に目を向けていることを示す。

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