マスク着用1年 口紅の売上半減、アイメイク商品は例年より好調

マスク着用1年 口紅の売上半減、アイメイク商品は例年より好調。

タグ:口紅の売上

発信時間:2021-02-22 14:50:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

      感染症が流行して1年以上が経ち、マスク着用が習慣化している。化粧が好きな人もマスクを着用し、口紅の使用率が減っている。


     経済情報サイト「紅星資本局」が口紅メーカーと実店舗から得た情報よると、過去1年、口紅の売り上げは減少したことがわかった。


     広州市の某化粧品メーカーのビジネスマネージャーの謝棋氏(仮名)は、「口紅の売上は大幅に落ち込みほぼ半減したが、カラーメイクは全体的に売上が増加した。アイメイクなどのアイテムも売れており、大幅に伸びた」と話した。


    広州市にある他の化粧品メーカーの販売責任者の譚涛氏(仮名)は口紅などのリップ関連の化粧品の販売事業を主に担当し、この1年、売上に大きな影響があったと明かし、「当社は2019年、生産量を増やすためにほぼ毎晩残業していたが、2020年は生産量が足りていたため残業は少なかった」と話した。


     譚涛氏は、昨年の同社の口紅の売上は約40%減になると見積もっている。「国内の影響があるほか、昨年上半期は輸出できなかった。下半期に回復したが、国外市場はよくない」と述べた。一般的に、販売責任者の給料は注文量で計算する歩合制である。譚氏の昨年の給料はほぼ半減したという。


口紅の売上減少によりテナントから撤退したブランドも


      ショッピングモールのある中国産ブランド店に勤務する従業員によると、以前販売されていた口紅は現在はなくなっている。展示されているのはほかのカラーメイクやスキンケア用品で、口紅はギフト用が中心だという。


口紅の売上は今年回復するか


      マスクは昨年、メイク産業の局面を変えたといえる。今年、口紅産業が回復する可能性はあるのか。


      某化粧品メーカーの担当者の劉氏は「紅星資本局」に対し、自社工場の口紅はコップやマスクにつかないため、今年に入って工場と提携したメーカーも多く、昨年も大量に生産し、マスクをつけても口紅に影響しないと話した。


     謝棋氏は、「口紅の売上は今年初めは伸びたが、例年ほどよくない」と話した。また譚涛氏は、今年の口紅産業は昨年より好調で、具体的な売上については1ヵ月後に把握できると話した。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年2月22日

 

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