中国石炭工業協会が3日発表した「2020石炭業界発展年間報告書」によると、昨年の中国の石炭生産量は前年比1.4%増の39億トンだった。第14次五カ年計画(2021−25年)の最終年度まで、国内の年間石炭生産量を41億トンに抑え、年間石炭消費量を42億トン前後に抑える。
中国の昨年末現在の炭鉱数は約4700カ所。この数値を第14次五カ年計画の最終年度までに4000カ所前後に減らし、かつスマート化炭鉱を1000カ所余り建設する。1000万トン級坑道(露天)を65カ所、生産能力を年間10億トン弱建設する。3−5社の競争力が世界一流の石炭企業を作る。企業のM&Aを促し、年産1億トン級石炭企業を10社作る。石炭採掘機械化水準を90%以上にし、掘進機械化水準を75%以上にする。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年3月4日