王毅国務委員兼外交部長は7日北京で開かれた記者会見で、世界貿易機関(WTO)の加盟について記者の質問に答えました。
王部長は「WTOへの加盟は、中国の対外開放と世界経済グローバル化のプロセスにおいて、一里塚的な意義がある重要な出来事である」と話しました。
また、「過去20年間から四つの重要な啓発を学んだ。それは、対外開放という基本的な政策、互恵ウィンウィンという協力理念、経済グローバル化という正しき方向、そして、WTOの核心的な役割を堅持することである」と話しました。
さらに「グローバル化がもたらした新しい問題と挑戦に向かって、私たちは保護主義と孤立化やデカップリングに後退してはいけない。手を携えてこのプロセスをより開放且つ包摂的、広く福祉をもたらし、バランスの取れたウィンウィンの方向へと発展させていくべきだ」と話しました。
「中国国際放送局日本語版」2021年3月7日