王毅国務委員兼外交部長は7日北京で開かれた記者会見で、「一帯一路」の共同建設について記者の質問に答えました。
王部長は、「去年以降、新型コロナウイルス感染症は世界に全方位的な打撃を与えたが、『一帯一路』協力は『一時停止』ボタンを押さず、逆風の中で前進し、新たな成果を収め、強い強靭性と旺盛な生命力を示した」と述べました。
また、「われわれは共同協議を導きに、共同建設を向かうべき方向に、共同享受を重点にしている」と述べた後、「われわれは『健康シルクロード』の建設に取り組み、感染対策の国際協力を通じ、『一帯一路』を確実な『生命通路』にしている。われわれは『デジタルシルクロード』を構築し、『情報回廊』を積極的に建設し、『一帯一路』を終始『オンライン状態』にしている。われわれは『グリーンシルクロード』を深堀し、グリーンエネルギー、グリーンインフラ整備とグリーン金融協力を強化し、『一帯一路』を世界の低炭素への転換及び感染症収束後のグリーン回復の重要なエンジンにしていく」と示しました。
さらに、「新型コロナ感染症は世界を深く変えたが、各国が『一帯一路』に対する需要に変わりはなく、中国が『一帯一路』の国際協力を推進する決意も変わらないものである。中国は新たな発展構図の構築を通じ、『一帯一路』の共同建設により良いルートを提供し、『一帯一路』協力パートナーにより多くの機会をもたらす。われわれは各方面と共に、質の高い『一帯一路』の共同建設の原動力が弱まらずに、強靭性が強まるよう確保し、『一帯一路』を各方面が共同で発展し、共同で繁栄を実現する洋々たる道にしていく用意がある」と述べました。
「中国国際放送局日本語版」2021年3月7日