国家外貨管理局が7日に発表した最新データによると、2月末時点の中国の外貨準備高は1月末より57億ドル(0.18%)減の3兆2050億ドルとなった。
国家外貨管理局副局長で報道官の王春英氏は、「2月の中国為替市場の運営は安定し、市場参加者による見通しも理性的だった。国際金融市場では主要国の財政政策やインフレ予想などの影響でドル指数が上昇し、主要国の債券資産価格は下落した」と説明。
「為替レート換算、資産価格の変化などが複合的に作用し、2月の外貨準備の規模は小幅減少した」と王春英氏は指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年3月8日