第14次五カ年計画と2035年までの長期目標綱要草案(以下「計画綱要草案」)が5日、第13期全国人民代表大会(全人代)第4回会議で審議された。国の戦略的科学技術力の強化、重要コア技術攻略戦の勝利など一連の重大文言は、革新の重要性を示した。量子情報、脳科学、宇宙科学技術などの多くの名詞が登場し、人々から期待されている。
革新は今後5年で中国をどのように変えるのだろうか。次のいくつかの重要データによって解読していこう。
・10% コア産業の割合が上昇、デジタル中国の新たなビジョンとは?
計画綱要草案は単独の章を設け、「デジタル中国」に焦点を絞った。デジタル経済コア産業付加価値がGDPに占める割合は2025年まで10%上昇するとした。
デジタル中国の基礎となるのは産業だ。
中国はクラウドコンピューティング、ビッグデータ、モノのインターネット、インダストリアルインターネット、ブロックチェーン、人工知能、仮想現実、拡張現実をデジタル経済重点産業とする。
ショッピング、自宅での生活、観光・レジャー、交通・移動、教育・医療などの各種シーンのデジタル化を推進するー計画綱要草案の中で、これらの新しいビジョンが浮き彫りになった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年3月10日