中国の「両会」、世界に大いに影響=タイ・タマサート大学准教授

中国の「両会」、世界に大いに影響=タイ・タマサート大学准教授。

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発信時間:2021-03-13 17:25:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 「この1年間、中国は新型コロナウイルスとの闘いで大きな成果を上げたが、同時に科学技術分野で欧米から受ける圧力にも苦しんできた。第14次5カ年計画要綱で、中国政府が科学技術イノベーション能力と国家の戦略的科学技術力の強化を重要な発展の方向性の一つとするとともに、研究開発分野への社会的投資を年平均で7%以上増加させるとしたことに注目した。中国が海外依存から抜け出すために、国家発展戦略と密接な関係にある科学技術をはじめとする自主イノベーション分野に力を入れていくことを示している。たとえば、人工知能(AI)や量子力学、情報技術、半導体技術、遺伝子技術、バイオ技術などで、いずれも人類の今後の発展に重要な意義をもたらす科学技術分野だ」

 

 同氏は、中国の科学技術の進歩によって、将来的に多くの国が恩恵を受けるだろうとして、次のように語った。

 

 「第13次5カ年計画期間中に、中国は宇宙探査や深海探査、極地探査などのハイテク分野で数々の大きな進展を成し遂げてきた。中には、技術水準が世界最先端を行く分野もあるほどだ。第14次5カ年計画期間も引き続きこうした分野に力を入れるなら、中国は技術面で早期に海外依存から脱却することができるだけでなく、世界的な科学技術強国になることも可能だろう。選択肢が増えれば、多くの国が欧米の技術にやみくもに依存する現状を変えられるため、タイを含む多くの国に利益をもたらすことができる。大国間の正当な技術競争は、人類の発展の可能性を高め、消費者に利益をもたらすだろう」


  「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年3月13日


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