海南省が中国の対外開放と自由貿易港建設の広告塔に

海南省が中国の対外開放と自由貿易港建設の広告塔に。ボアオ・アジアフォーラムの2021年年次総会が4月18日から21日に海南省博鰲(ボアオ)で開催され、世界は再び「ボアオ・タイム」に入った。今年はボアオ・アジアフォーラムの創設20周年に当たり、海南省が自由貿易港建設を開始してから初の年次総会が開催される…

タグ:自由貿易

発信時間:2021-04-29 16:58:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 2014年に海南省はフォーラム支援保障長期メカニズムの大幅な改革と統合・刷新を行い、「海南省のフォーラム聯席会議支援・利用メカニズム」を打ち出し、従来の単純な支援から支援と利用を同時に重視する「四輪駆動」の新制度を確立。同省はより正確かつ深くフォーラムに関り、効果的にフォーラムのリソースを利用している。


 新たな業務メカニズムのもと、海南省はサブフォーラムの創設や地方協力プラットフォームシステムの構築を進め、豊富なフォーラムのコンテンツを海南省の知恵とプランに生かした。


 ボアオ・アジアフォーラムのプラットフォームによって海南省は、21世紀会場シルクロード島嶼経済サブフォーラム、中国・ASEAN市長対話などのブランドを創設。今年も新たに「世界自由貿易発展トレンド円卓会議」「国際貧困減少サブフォーラム」などの増設を計画している。


 王勝氏は、こうしたフォーラムのテーマとイベントが海南省のフォーラムリソース利用のプラットフォームシステムとなり、同省の対外開放に重大な意義を持つとしている。


 中国南海研究院院長の呉士存氏はかつて長期にわたりフォーラム支援保障業務の責任者を務めていた。同氏は、20年間で海南省が単純なフォーラム支援から主体的なフォーラム利用へと変わり、利用形式も写真展のような簡単なイベントから主体的なテーマの設定、サブフォーラムの開催、海南特別交流などのハイレベルなイベントの設計と計画を行うようになって、自身の経済・社会発展も後押ししているとの見方を示した。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年4月29日

 

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