商務部が13日に発表したデータによると、今年1-4月に全国で新設された外資系企業数は前年同期比50.2%増、2019年同期比11.5%増の1万4533社だった。実行ベース外資導入額は前年同期比38.6%増、2019年同期比で30.1%増の3970億7000万元。
逆境における外資の成長は、中国の発展の将来性に対する海外の信任投票であり、中国の持続的な改革開放推進の成績表でもある。
中国米国商会が発表した2021年度の「中国ビジネス環境調査報告書」によると、調査対象となった61%の外資系企業が、最近の世界投資計画のうち中国がトップ3の投資先に入ると回答した。
中国市場にはどのような魅力と潜在力があるのだろうか。中央財経大学国際経済・貿易学院院長、中国国際貿易促進委員会専門家委員会委員の張暁濤氏は「中国の消費の需要は多種多様で、高度化を続けている。巨大な市場規模と消費の潜在力は供給体制の持続的な最適化の原動力であり、人気投資先を生み続けるための基礎でもある」と述べた。
整った産業チェーンも、中国の他にはない強みだ。中国の工業大類は現在41、工業中類は207、工業小類は666にのぼる。中国は世界で唯一、国連の産業分類の全部門を持つ国だ。