電気自動車(EV)の販売の急増に伴い、世界の多くの国と地域が廃棄バッテリーの回収業務の展開を急いでいる。EV生産に必要なリチウム、コバルト、ニッケルなどの金属の採掘・加工は現在、いくつかの大陸に跨る必要があり、輸送距離が2000キロを超えることも多い。そのため廃棄バッテリーに含まれる原材料の回収と利用が、より効率的で持続可能な手段だ。
データによると、世界のリチウム回収市場は2019年の15億ドル規模から、30年には181億ドル規模に拡大する見通しだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年7月5日