国家統計局が9日に発表した最新データによりますと、6月の消費者物価指数(CPI)は前年同期比1.1%増で、伸び幅は先月より0.2ポイント縮小しました。そのうち、食品価格は前月の0.3%増から1.7%減へと逆転しました。豚肉価格の下落幅が最も大きく、前年同期比で36.5%減少し、下落幅は前月より12.7ポイント拡大したということです。
一方、6月の生産者物価指数(PPI)は前年同期比8.8%増で、伸び幅は前月より0.2ポイント下落しました。国内の大口商品の供給は安定しており、工業製品の価格上昇が緩和され、価格安定策が大筋で効果を見せています。
「中国国際放送局日本語版」2021年7月10日