商務部総合司の郭婷婷司長は22日、国務院新聞弁公室の会見で「中国の上半期の対外投資協力は平穏かつ秩序正しく進められ、非金融類直接投資額は前年同期比3.7%減の3488億3000万元(ドル建てでは4.7%増の539億ドル)となった」と述べた。
郭氏によると、中国の上半期の対外投資協力には次の特徴があった。(1)「一帯一路」投資協力が持続的に掘り下げられた。「一帯一路」沿線諸国への投資額は8.6%増で、全国の対外投資に占める割合が2ポイント増の17.8%にのぼった。(2)投資構造が持続的に最適化された。情報技術業への投資額は26.8%増、科学研究サービス業は74.2%増、交通運輸業は98.7%増だった。(3)協力水準が着実に向上した。対外請負プロジェクトの実行ベース営業額は3.2%増の4397億6000万元。新規契約額が5000万ドル以上のプロジェクト数は6%増の404件。(4)協力とウィンウィンが十分に示された。上半期までの海外経済貿易協力区の累計投資額は470億ドルで、現地での納税額が約60億ドルにのぼり、現地で38万人分の雇用枠を創出した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年7月23日