中国の新エネ車産業、急成長段階へ

中国の新エネ車産業、急成長段階へ。

タグ:新エネ車

発信時間:2021-08-07 14:42:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 新エネルギー自動車産業の発展は、中国にとって自動車大国から自動車強国へと移行するために避けては通れない道であり、気候変動への対応やグリーン成長を推進するための戦略的な取り組みにもなっている。中国共産党中央委員会政治局会議はこのほど、新エネ車産業の発展を加速するよう支援を呼びかけた。

 

 中国の新エネ車産業は、産業の高度化とグリーン消費という新たな需要に適応し、急速な成長段階に入っている。中国汽車工業協会によると、今年1~6月の新エネ車の生産台数は121万5千台、販売台数は120万6千台といずれも120万台を超え、前年同期比で2倍の伸びとなった。2019年の同じ時期に比べると、生産台数は94.4%増、販売台数は同92.3%増となった。

 

 長年にわたる努力によって、中国の新エネ車産業の技術水準は大幅に向上し、産業システムも年々整備が進み、企業競争力は大幅に向上、多様な業界が混ざり合い融合する新たな段階に入った。

 

 「新エネルギー自動車産業発展計画(2021-2035年)」では、2025年までに新エネ車の販売台数は新車販売台数の約20%に達し、2035年までに純電気自動車が新車の主流になるとの見通しを示した。

 

 中国汽車工業協会の付炳鋒常務副会長兼秘書長は「新エネ車産業の発展は、自動車産業にとって構造転換の鍵となる。新エネ車の保有台数が増え続ければ、炭素排出ピークアウトとカーボンニュートラルの二つの脱炭素目標の達成に向けて、自動車産業は相応の貢献をすることになる」と語った。

 

 同協会によると、2021年5月末時点で中国の新エネ車の保有台数は約580万台に上り、世界全体の約50%を占めた。

1  2  >  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集     中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで