英スコットランド政府の経済開発機関、スコットランド国際開発庁の中国駐在代表を務める劉忠佑氏がこのほど、新華社のオンラインインタビューに応じ、11月開催の中国国際輸入博覧会(輸入博)について、次のように語った。
輸入博に参加することは、中国市場を理解し、潜在顧客やパートナーと出会う絶好の機会であり、多くのスコットランド企業にとって、大いに知見を広めることもできる。
スコットランド国際開発庁は、英スコットランド政府の国際貿易・投資を担う機関。今年の輸入博には、スコットランド企業37社を率いて参加する予定で、2年連続での出展となる。
今回の輸入博に参加することで、中国市場をより深く理解できる上、潜在顧客やパートナーにも出会える。この二つの意味でスコットランド企業にとっては「窓」が開かれることになる。
昨年の輸入博では、スコットランド企業はもちろん、自分自身も多くの省級の代表団と話し合いの場を持てた。中国は非常に広大で全国各地を回るのは難しいため、この輸入博は、スコットランド企業にとって中国のさまざまな地域の企業と実際に触れ合える絶好の場となる。スコットランド企業にとっては、まさに知見を広めることのできる機会と言えよう。
新型コロナウイルス感染症の流行により、人の移動が制限される中、輸入博は強力な「ハイブリッド形式」を提供する。多くの企業が、中国の潜在顧客とオンラインで会うことができるわけだが、これもまた非常に前向きな取り組みだ。