中国国家統計局が発表したデータによると、第1−3四半期の全国の一定規模以上の文化及び関連産業企業の売上高は前年同期比21.8%増、19・20年平均比10%増の8兆4205億元で、19年第1−3四半期の前年同期比の伸び率を2.4ポイント上回った。
今年に入り、経営難に陥っている企業を対象とする支援策が力強く実施されている。文化及び関連産業は高い成長率を維持し、回復の基礎が固められた。
文化中核分野の「バラスト」の効果が顕著だ。第1−3四半期の文化中核分野の売上高は前年同期比22.9%増、19・20年平均比11.7%増の5兆1911億元だった。文化の新業態の「ブースター」としての効果が強化された。中国の文化産業デジタル化戦略の掘り下げに伴い、ライブ配信、クリエイティブ広告、スマート文化娯楽設備製造などを代表とする文化の新業態によるけん引力が持続的に強化されている。第1−3四半期の文化の新業態の特徴が比較的顕著な16のサブ業種の売上高が前年同期比26.1%増の2兆8322億元にのぼった。地域文化産業の高地の「リーダー」としての効果が顕著だ。京津冀(北京・天津・河北)、長江デルタ、粤港澳(広東・香港・マカオ)などの地域文化産業クラスタの建設が持続的に推進され、関連地域の文化産業の発展を力強く促した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年11月1日