香港特区政府が発表した情報によると、香港地区の科学研究者は3日に発表された2020年度国家自然科学賞の2等賞を3件受賞した。
国家自然科学賞は国務院が主宰する国家科学技術賞(計5つ)の一つで、国の自然科学分野に対する格式が最も高い奨励だ。自然科学の基礎研究もしくは応用研究で優秀な成果を手にした人員及び団体の奨励を目的としている。
この3件のうち香港特別行政区政府が推薦したものは2件。香港中文大学の于君教授は「非アルコール性脂肪性肝疾患及び関連肝臓がんの自然史、発症メカニズム、診断、予防、治療の研究」により受賞。香港中文大学の同プロジェクトの研究チームの主要研究者には、他にも黄煒燊教授、陳力元教授、張翔教授、沈祖堯教授がいる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年11月5日