中国国務院新聞弁公室は3日に会見を開き、間もなく国務院弁公庁が印刷・配布する第14次五カ年計画期間(2021−25年)の文化財保護及び科学技術革新計画(以下「同計画」)の関連状況について説明した。文化・観光部副部長、国家文物局局長の李群氏は会見で、「同計画は初めて科学技術革新を標題に用いる。それと同時に同計画は学科専攻、育成システム、人材の活力、機関・チームなどの面から手配し、2025年までに文化財科学研究者を25%増やすことを目指す」と述べた。
他にも同計画は、現代科学技術の考古学における応用を強調する。特に科学技術による年代測定、微量元素分析、DNA研究、有機残留物の分析、ビッグデータなどの方法・手段を発展させ、国家重点エリア考古学標本バンクを建設する。発掘現場の保護、情報抽出、総合分析、研究・応用の水準を高める。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年11月5日