第4回中国国際輸入博覧会(輸入博)が5−10日にかけて上海市で開催されている。各業界の香港地区企業は輸入博を通じ、内陸部の巨大な市場からより多くの商機を掘り起こすことに期待している。
香港常康健工房有限公司の黄達勝取締役は新華社に対して、「輸入博は非常に良い舞台だ。内陸部企業と交流・商談し、ウィンウィンを実現できる」と述べた。同社は2018年より輸入博の常連客となっており、毎年さまざまな種類のヘルスケア商品を展示している。
黄氏は、「香港地区企業は輸入博に参加することで、国の『双循環』の新たな発展構図の形成に協力し、香港地区の高品質商品とサービスを内陸部市場に持ち込み、商機を模索できる。香港企業が輸入博というチャンスをつかみさえすれば、必ず収穫があるはずだ」と述べた。
説明によると、香港貿易発展局の働きかけを受け香港地区企業57社(前回比27%増)が第4回輸入博に出展している。これらの香港地区企業は「香港地区製品展示エリア」「香港地区サービス業展示エリア」に入る。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年11月5日