国家統計局が発表したデータによると、10月、中国の一定規模以上ハイテク、装備製造業の付加価値はそれぞれ前年同期比で14.7%と4.7%増加し、伸び率はそれぞれ前月を0.7ポイントと0.4ポイント上回った。ハイテク、装備製造業の付加価値の伸びはそれぞれ工業成長率を2.2ポイントと1.6ポイント押し上げ、工業成長への牽引力は引き続き高まっている。
業種別に見ると、工業第1業種の電子業界は10月に前年同期比14.0%増と大幅に増加し、伸び率は前月から4.5ポイント加速した。航空宇宙機器製造業、コンピュータ及び事務機器製造業、医薬製造業の伸び率はいずれも15%以上となっている。
同時に、産業のグリーンモデル転換とグレードアップ、スマート消費需要の拡大などの要因を受け、新興製品の生産高は比較的速い成長を維持している。10月の新エネルギー車生産台数は127.9%と大幅に増加し、太陽電池、産業用ロボット、集積回路、単結晶シリコンなどの生産量も2ケタ増を維持した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年12月6日