国際標準は国際貿易ルールの基礎であり、適合性評価は国際貿易の「通行証」だ。商務部などの6部門が共同で通達した「地域包括的経済連携(RCEP)協定の高品質実施に関する指導意見」は、国際標準の協力と転化の促進を手配した。
市場監督管理総局国際協力司の一級巡視員である韓建平氏によると、市場監督管理総局はすでに多くのRCEP構成国と固定標準化情報交換ルートを構築しており、かつ適合性評価の結果の相互承認を促している。今後は大口貿易、生産能力の協力、企業の需要をめぐり、RCEP構成国との標準の協力及び連結を強化する。工業製品、消費財、農産物、食品などの重点領域の市場参入について、適合性評価の相互認証協力枠組みを作る。
韓氏は、「企業は標準化能力の向上を重視し、製品とサービスの質向上に取り組み、標準を支えとし国際市場をより良く切り開くべきだ。同時に関連する適合性評価公共サービス情報プラットフォームに注目し、関連国の市場参入・認証制度及び標準に関する情報をスムーズに把握し、適合性評価機関による検査・認証・評価と効果的に連結するべきだ」と提案した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年1月27日