キューバ国際政治研究センター中国問題専門家のエドゥアルド・レガラド氏は、「中国は世界貿易機関(WTO)に加盟してから、開放を拡大し続け、今や世界の貿易と経済成長を牽引する重要なエンジンとなった。ポストコロナ時代で、中国経済の発展が世界経済回復に果たす役割の重要性は言うまでもない」と語る。
タイ・サイアムシンクタンク会長の洪風氏は、「中国経済は健全な勢いを保ち、着実に前進している」とし、「中国は新型コロナに科学的に対処し、厳格に管理、急速な経済回復を促進している。これは世界のサプライチェーンの安定につながるうえ、アジア太平洋経済と世界経済の回復の基礎を築くことになる」と指摘した。
オランダINGグループは、世界経済の回復に伴い、中国の対外貿易がより強い成長を遂げると予想。世界最大の資産運用会社であるブラックロックが発表した「グローバル・インベストメント・アウトルック」は、現在の中国資本市場は非常に魅力的だと評価し、長期的に中国資産を買い増しする見方を維持した。
国際通貨基金(IMF)は最新の「世界経済見通し」で、2022年の中国経済の成長率を5.6%と予測し、世界平均の4.9%・先進国の4.5%・新興国・途上国の5.1%を上回るとの見方を示した。米CNBCは、モルガン・スタンレーの最新レポートを引用し、「中国経済は新年も引き続き回復傾向を示すだろう」とした。独ntvは、「中国は2022年も引き続き世界経済回復のエンジンになるだろう」と報じた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年2月6日